旧江戸城跡を見学・観光!皇居東御苑の見どころご紹介

 

皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)の見どころを教えます!

皇居東御苑(旧江戸城跡) 皇居東御苑はかつての江戸城の本丸・二の丸・三の丸跡地に存在します。皇居東御苑(江戸城跡)を巡ることで、江戸時代の歴史的遺産物に触れることができます。皇居東御苑へのアクセス方法は大手町駅からが便利!地下道を使えば、旧江戸城跡まで向かうことが可能です。その際にD2出口を目指してください!その他にも東西線竹橋駅のパレスサイドビル側からの出口ならば、皇居東御苑の平川門まで5分程度でたどり着く事もできます。

(この記事は約4分で読めます)

 

 

【追記】2018年9月:未紹介の皇居東御苑の見どころスポットを追加

【追記】2018年9月:動画をアップ

目次

皇居東御苑(旧江戸城跡)の推奨ルートを巡る様子を収めた動画を制作!

 

江戸城は異国の方をも魅了します

非常に印象的だったことが海外からの観光客の方々が歴史を学ぶために江戸城・皇居東御苑へ訪れていたことです。本取材を敢行した日には海外からの来園者が非常に多かったです。

 

筆者が「何故に江戸城を見に来たのか?」と尋ねた所、「To learn Japanese history(日本の歴史を学ぶため)」という解答が多くよせられて驚かされました。

 

江戸城に訪れる外国人

異国の人間をも魅了する江戸城

 

今回はそんな海外の方々をも魅了する、皇居東御苑の見所9箇所を効率見て回る方法をご紹介します!

効率よくアクセス!大手町駅からスタートする地図を紹介

江戸城・皇居東御苑を効率よく見て回るために宮内庁で公開されている略図を元に、大手町駅から自分が巡る経路を作成しました。

 

やはり、事前にどのように巡るかを計画しておいたほうが効率よく動けますからね。私はこの地図を作成した事が功を奏して皇居東御苑を見学する所要時間は40分程度で9箇所を巡ることができました。

 

皇居東御苑(旧江戸城跡)の地図

今回の取材に合わせて筆者が印刷して持って行った地図。

略図は宮内庁のHPからプリントアウトすることができる。

 

▼皇居東御苑への行き方が分からない方はこちらの記事がおすすめ

皇居桜田門 皇居(江戸城跡)へのアクセス方法を動画付レビューでご紹介しています。皇居への最寄り駅は東京駅、大手町駅、二重橋駅、日比谷駅、有楽町駅の5駅からアクセス可能です。>>皇居アクセス方法動画付レビュー

スタート地点の大手門は築城技術の名人の力作!(map28,29,30,31)

皇居東御苑の最寄り駅の1つである大手町駅からでて最初に訪れる大手門は、築城の名人である藤堂高虎が1607年(慶長12年に)手がけた建造物なので歴史ファン必見でしょう!

 

藤堂高虎は他にも「宇和島城」「伊賀上野城」などの仕事で黒田考高、加藤清正らに並ぶ程に名声を高めましたね。厳重に築造されているので防御力が非常に高い設計になっています。

江戸城の大手門

諸大名が大手門の警備を務めた

 

皇居東御苑管理事務所

入園表を受け取りましょう。入園料は無料です

 

皇居警察本部

皇居警察本部。皇居警察は天皇皇后両陛下・皇族各殿下の護衛と皇居、御用邸等の警備を専門に行います。

 

三の丸尚蔵館

三の丸尚蔵館は約8000点もの作品が所蔵されています。様々な企画展に合わせて所蔵品が展示されます。小野東風、藤原佐理、藤原行成など豊富なラインナップ!

 

入城後に最初に通過する同心番所(map13,28)

大手門をくぐり抜けて次に見えるのが同心番所で、徳川時代の警備の詰所を知ることができます。この地には与力(大名や有力武将に従う下級武士)とその部下にあたる同心(下級役人)が詰めて警護にあたっていました。

 

江戸城の同心番所

警護の最前線とも言える場所だったのだろう

 

大手休憩所

入門して直ぐの場所に大手休憩所が設けられています。江戸城・皇居東御苑内は歩くとかなり広いのでここで飲み物を購入していくとよいでしょう。またトイレも済ませておきましょう。

 

江戸城の安全を24時間守り続けた百人番所(map14)

この番所では甲賀組、根来組、伊賀組、二十五騎組が交代で24時間、江戸城を警護し続けた百人番所が存在します。

 

各組には同心が100人ずつ配置されていたことこら、百人番所という名前なんですね…!まさに検問所という表現が相応しい番所です。

江戸城の百人番所

現在は背景に丸の内のビル群だが、江戸時代はどのような光景だったのだろうか…?

 

位の高い武士が勤務した大番所(map11)

大番所は江戸城へ登城際の最後のチェックポイントです。中之門の億に位置し、本丸に繋がるので警備上、重要な役割を担っています。最後のチェックポイントということもあり、他の番所よりも位の高い武士が勤務していました。

 

1966年(昭和41年)、江戸城・皇居東御苑のオープンに合わせて復元されました。

大番所

1966年(昭和41年)、江戸城・皇居東御苑のオープンに合わせて復元!

 

一休みしたいときは二の丸休憩所が最適!(map27)

歩き疲れてもご安心を!江戸城・皇居東御苑内には二の丸休憩所が用意されているので乾いた喉を潤すのも良いでしょう。

 

江戸城の二の丸休憩所

多くの観光客の方々が足を休めている

 

江戸城の休憩所近くの石垣

休憩所近くには見応え充分な石垣も!

 

古の時代の設計を蘇らせた。二の丸庭園(map22,23,24,25,26)

 

 

数々の緑が生い茂る二の丸雑木林を抜けた先には、徳川家重の時代に作成された絵面図を元に整えられた「二の丸庭園」が目の前に広がり江戸時代の庭園の姿を楽しめます。

 

この庭園は長い年月の中、たびたびの火災で焼失し明治の時代以降は荒廃とした状態でした。しかし、昭和43年の江戸城・皇居東御苑の公開スタートにあたり、徳川家重の時代に作成された絵面図を元に当時の庭園を復興させました。

 

江戸城の二の丸庭園

江戸時代と現代が融合した風景の二の丸庭園では楽しめる

 

江戸城の雑木林

庭園に繋がる雑木林では武蔵野の代表的な風景でもある

 

都道府県の木

都道府県の木。昭和43年(1968年)に江戸城・皇居東御苑公開の際に、各都道府県から木が寄贈されました。各都道府県の鮮やかな木を楽しむことができます。

 

庭園を抜けた先には明治期の茶室が(map22)

二の丸庭園を抜けた先には「諏訪の茶屋」が存在し、古の時代の茶室の姿を知ることができます。

 

この建物は明治45年に再建されたものなのですが、明治期の茶室風の建造物として非常に優美な外観を持っているため、江戸城・皇居東御苑の整備の際も現在の場所に移されて大切に保存されているのです。

 

江戸城の茶室

江戸時代のものではなく、明治時代に再現された茶室

 

江戸城の茶室外観

遺物を再現したものが現在には数多く存在するが、茶室同様に数10年後には歴史的価値を高めるだろう

 

 

頂きへと続く汐見坂(map15)

二の丸庭園・諏訪の茶屋を抜けた先にあらわれる汐見坂では、精悍なつくりの石垣を楽しむことができます。

 

昔はこの汐見坂から、海が見えることができたのでこの坂の石垣は潮風も受けていたのでしょうね。

 

江戸城の汐見坂

過去には皇居前広場のあたりまで海が見えた

 

江戸城の汐見坂を歩く男性

仕事の昼休みを利用して汐見坂を楽しむ人も!

 

楽部庁舎

楽部庁舎。雅楽の保存、演奏、演舞、また宮殿で演奏される洋楽を担当していす。秋になると毎年、楽部による雅学が一般公開されるので是非、鑑賞しましょう。

 

桃華楽堂

桃華楽堂は音楽を愛されていた香淳皇后様の還暦記念として建築されてました。収容人数は200名。桃華の由来は香淳皇后様の誕生月が桃の節供の3月に因んで。「華」の字形が十が6つと一で構成されているので還暦を意味します。

 

書陵部庁舎

書陵部庁舎は皇室に関係する貴重な資料類を保管しています。

 

江戸幕府の象徴として存在しつづけた天守閣の跡(map16)

汐見坂を登った先には天守閣跡が存在し、かつての江戸幕府の栄華を想像することができるでしょう。

 

1606年(慶長11年)徳川秀忠の時代に天守閣は建造されました。その後、修繕を重ねながら50年以上に渡り江戸の街のシンボルとしてあり続けましたが1675年(明暦3年)の大火事で焼失してしまった後は再建造されていません。

 

江戸城は日本史の中でも重要な存在とも言える存在なので、この天守閣の再建の要望は現代も数多く寄せられています。

江戸城の天守閣跡

今も重厚な存在感を醸し出す天守閣跡

 

江戸城の天守閣跡

天守閣は登りやすく整備されている

 

江戸城の天守閣跡

天守閣跡の上からは東京の街の風景が広がる

 

帰りは北詰橋門から

私は大手門から入場しましたが、帰りは北詰橋門から出ることができました。この門に掛けられている橋は有事の際は、跳ね上げられる仕掛けになっていて外敵の侵入を防ぐことができます。

 

守備をしっかりと考えられていて、お城の構造の深さを改めて実感させられました。

江戸城の北詰橋門

北詰橋門から大手門へ抜けることも可能!

 

 

まだまだある江戸城・皇居東御苑のみどころ!

本記事で紹介した推奨ルートではカバーしきれていませんが江戸城・皇居東御苑内にはまだまだみどころが沢山!是非、観覧して楽しんでください

 

将軍の謁見などが行われた本丸跡(map7,8,10)

江戸城の本丸跡は現在は広場となっています。在りし日の本丸には政治行政機関を担う表御殿、将軍の生活空間だった中奥、そして女性のみの大奥で構成されていました。

 

1606年(慶長11年)に完成した後、焼失と再建を繰り返してきました。1863年(文久3年)に焼失した後、機能は西の丸御殿に移されて再建されることはありませんでした。

 

明治時代には本丸跡には人々に正確な時間を伝える、午砲台が設置されました。昭和4年に廃止されるまで、「ドン」の愛称で東京に住む人々に親しまれました。

 

また明治14年(1881年)12月22日には東京気象台が旧本丸に移転してきました。大正12年(1923年)1月に中央気象台に発展して、KKRホテル東京付近に移設するまで機能し続けました。

江戸城本丸跡

本丸跡の広場では観光客が寛いでいました。

 

江戸城本丸跡近くの休憩所

本丸跡の広場の近くには休憩所も。かつてこの位置には台所がありました。

 

非常時に備えた石室(map6)

在りし日には本丸御殿の大奥の脇に石室が設置されていました。利用用途は様々な諸説がありますが、火事などの非常事態の際に備えて大奥の調度品や文書類などの貴重品が収められたと考えられています。

 

石室

石室。20m2ほどの広さ。切石は伊豆半島産の安産岩。

 

本丸を防衛した富士見多聞(map5)

富士見多聞は在りし日は防衛施設として機能していました。多聞とは城郭の石垣上の建築された長屋で、かつてはこの長屋から実際に富士山を望むことができたと考えられています。

 

江戸時代の本丸にはこの様な多聞が各所に設置されていましたが、現存しているのは富士見多聞のみです。

富士見多聞に続く道

富士見多聞へと続く道。

 

富士見多聞の入り口

富士見多聞の入り口

 

富士見多聞の内部

富士見多聞の内部は現在、公開されています。入場料は無料です。

 

将軍との対面所を結ぶ松の廊下跡(map3,4)

本丸表御殿から、将軍との対面所である白書院に続いていた有名な松の廊下は現在は通り道となっています。

 

在りし日は西へ19m、北へ5m、幅5mの畳敷きの大廊下でした。松の廊下は「忠臣蔵」の刃傷事件の事故現場としても非常に有名です。

松の廊下跡

松の廊下は今では緑溢れる通り道。

 

御台所前三重櫓跡に建設された展望台(map9)

江戸城・皇居東御苑内に設置された展望台は丸の内を見渡すことができます。かつては展望台の場所に、御台所前三重櫓が建造されていました。

 

しかし1863年(文久3年)に焼失されて以降、再建されることはありませんでした。

御台所前三重櫓跡

展望台からの眺めは壮観。白鳥濠を見下ろすことも可能。

 

丸の内の町並

展望台から丸の内の町並みも楽しむことができる。

 

梅の名所、梅林坂(map20)

例年2月ごろになると梅林坂では美しい梅を楽しむことができます。1478年(文明10年)、太田道灌が菅原道真を祀り、梅樹数百株を植えた事が由来だと言われています。

 

梅林坂下から本丸方面にかけて50本ほどの梅を楽しむことができ、多くが昭和42年に植えられました。

 

梅林坂

早先の品種では12月の冬至頃に咲き始めます。2月中旬に見頃を迎えます。

 

防衛力を強化できる天神濠(map21)

天神濠は江戸城・皇居東御苑の二の丸と、三の丸を隔てる濠です。有事の際には橋を落とすことで防御力を強化することができます。

 

天神濠

ちなみに天神濠の由来は太田道灌の菅原道真好きから。

 

東京を訪れた際は無料で入園できる皇居東御苑(江戸城跡)に行こう!

 

いかがでしたでしょうか?

 

東京、もしくは東京近郊に訪れた際は無料で入園できるので皇居東御苑(江戸城跡)に行きましょう!

 

日本人だけに留まらず、諸外国の方をも魅了しつづける文化を体感できるのにお金がかからないのは非常に大きな利点ですよね!是非、行きましょう!

 

皇居東御苑(入園無料)

■休園日
・各週の月曜日・金曜日
※ただし,天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開します。
なお,月曜日が休日で公開する場合には,火曜日を休園します。

 

・12月28日から翌年1月3日まで
・その他行事の実施,やむを得ない理由のため支障のある日

 

■公開時間

  • 3月1日〜4月14日 午前9時〜午後4時30分(入園は午後4時まで)
  • 4月15日〜8月末日 午前9時〜午後5時(入園は午後4時30分まで)
  • 9月1日〜10月末日 午前9時〜午後4時30分(入園は午後4時まで)
  • 11月1日〜2月末日 午前9時〜午後4時(入園は午後3時30分まで)

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