浜松城の見どころをご紹介!見学・観光前に確認♪
大河ドラマで人気の「浜松城」の見所や周辺観光スポットを解説! |
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平成29年1月から放送したNHK大河ドラマ「井伊直虎」は戦国時代から安土桃山時代にかけて大活躍した女城主です!今回は直虎と縁が深い浜松城公園の見どころを徹底解説!別名「出世城」といわれる浜松城の天守閣や観光する際のアクセス方法についてもご紹介します。 |
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浜松城の観光マップ!多くの見どころがあります。
目次
- 浜松城の基本情報
- 浜松城観光スポット@「鎧掛けの松」
- 浜松城観光スポットA「家康公像」
- 浜松城観光スポットB「天守門」
- 浜松城観光スポットC「天守閣」
- 浜松城観光スポットD「日本庭園」
- 浜松城観光スポットE「石舞台」
- 浜松城観光スポットF「中央芝生広場」
- 浜松城公園駐車場
- 浜松城のアクセス方法・最寄り駅
- 冒険広場・児童プール
- 松韻亭
浜松城の基本情報
浜松城公園には天守閣などをはじめ様々な歴史的な価値がある見どころが取り揃えられています!
では直虎と、浜松城公園がどのように縁があるのか?直虎が後見人として育てた「虎松」を、見出したのが徳川家康!そして徳川家康が城主を務めたのが浜松城だから縁深いのです!その後、虎松は徳川家に使え、「直政」と改名して名前を残していきます。この浜松城は、「井伊家を発展させた恩人の城」とも例えることができるのです。
この浜松城公園の基となった、浜松城は別名「出世城」とも言われています。
まず城主を務めた家康公はご存知の通り、「徳川幕府」を築いたほどの天下人となります。また先述の直政は「徳川四天王」と呼ばれる人物にまで出世していきます。
また歴代城主の中には、幕府の要職に登用された人が多いことも出世城と呼ばれる所以の1つ。浜松城公園を訪れれば、出世のための運気を得られるかもしれませんね!
浜松城跡を活用して整備された浜松城公園は1950(昭和25)年に子供博覧会の開催と、動物園の開演を契機にオープンしました。その後、1977(昭和52)年に昭和天皇在位50周年記念公園としての再整備、1978(昭和53)年の市民プールオープン、1983(昭和58)年の動物園移転を重ねて現在の形となって行きました。
浜松城観光スポット@「鎧掛けの松」
浜松城公園から少し離れた、浜松市役所前に存在する「鎧掛けの松」も歴史的価値が高いので是非、観ていきましょう!
筆者は浜松市役所の方から浜松城観光を行ったので、最初に観に行きました。徳川家康が浜松城に入場した際は年中、合戦が繰り広げられていました。
そんなある年の夏、合戦から帰ってきた家康はあまりの暑さに鎧を脱ぎ、この松の木に掛けて一息をついことから「鎧掛けの松」と呼ばれるようになりました。
現在の「鎧掛けの松」は三代目となります。大きく成長を続けた「鎧掛けの松」ですが、初代は1915(大正4)年の台風で枝が折れて枯れてしまいました。二代目は戦災によって焼失。そして現在の三代目が1981(昭和56)年に植樹されました。
浜松城観光スポットA「家康公像」
浜松城公園の目玉である天守閣に向かう前に、是非とも井伊家を取り立てた家康公の像を見学していきましょう。この銅像は1981(昭和56)年に建造されました。家康が手にしているのは「勝草」と呼ばれた、めでたいシダです。
【補足】
彫刻:水野欣三良
鋳造:河野敏彦
台座:株式会社林工組
浜松城観光スポットB「天守門」
天守閣に向かう前に訪れることになるこの天守門は城内に攻めこまれた際に、天守閣を守るための籠城戦の拠点でした。櫓正面に設置された細い穴から弓矢、もしくは鉄砲で押し寄せる敵軍を撃退します。まさに「最後の砦」とも言えます。
建造時代は安土桃山時代ですが、江戸時代に改修が繰り返され、1873(明治6)年に取り壊されました。明治維新も乗り越えるまで存在し続けたのです。
現在の天守門は2014(平成26)年3月に歴史的価値が認められて、復元されたものです。2009年から2010年にかけて行われた発掘調査で見つけられた礎石、19世紀の絵図をもとに再建が行われました。総工費は1億7千万と言われています。
浜松城観光スポットC「天守閣」
現在の浜松城は1958(昭和33)年に鉄筋コンクリートで再建されたものですが、実は在りし日の浜松城の天守閣がどのような姿だったのかは未だに判明されていません。
江戸時代にも天守は存在しなかった模様で、本丸にあった二重櫓を天守の代用としていました。天守閣の存在が曖昧なことから「模擬天守」、もしくは「復興天守」とも呼ばれています。
この浜松城の天守の足元を支える石垣は、「これだけでも見に来る意味がある」とも言えるほどの価値を持つ存在です。
「野面積(のづらづみ)」と呼ばれる工法で作られています。自然石を削るなどの加工を行わず、そのまま積む方法なので表面もゴツゴツしているので非常にワイルドです。
古い石垣の特徴をよく残しており、浜松市の史跡に指定されています。元亀元年(1570年)に徳川家康が築城した時は土塁でしたが、豊臣家支配となっていた時期に堀尾吉晴が石垣を積み上げました。
そして、元の土塁の上に石垣を積み上げました。この石垣は戦国時代から残り続けるものだからこそ、歴史的価値があるのです。
天守閣の内部は見どころも満載!
穴蔵と呼ばれる地階には井戸が設置されていて、城内に住む人々の飲料水として活用されています。この井戸は籠城戦を想定して天守内部、もしくは天守閣近くに設けられます。似たようなケースとして名古屋城、松江城を挙げることができます。天守閣内部の展示物と併せて、是非とも観覧していってください。
天守閣内部の展示物について
浜松城観光スポットD「日本庭園」
天守閣の近くにある、日本庭園は古の時代の趣を感じさせてくれます。浜松城の跡地を有効活用していると言っても過言ではないでしょう。滝や池もありとても心が落ち着く場所なので、浜松城観光の際には是非とも立ち寄って下さい。
浜松城観光スポットE「石舞台」
日本庭園を抜けてしばらくあると石舞台と呼ばれる穴場的な芝生広場にたどり着きます。季節の良い時期にはこの場でピクニックをするのにも良いでしょう!穴場とし是非とも、有効活用していください。
現在は穴場として知られていますが、以前は薪能(たきぎのう)も開催されていました。夏場の夜間、かがり火を焚きながら演じられた能楽はさぞかし魅力的だったでしょうね…!
浜松城観光スポットF「中央芝生広場」
緑の季節にはこの芝生に寝転がりながら、天守閣を見上げるのは絶景!散策路も整備されているのでジョギングに励む人もいます。また浜松随一の桜の名所でもあるので、春には多くの人がお花見に訪れてきます。
浜松城公園駐車場
車で来る人も安心!浜松城公園には駐車場も整備されています!
- 【料金】:浜松城公園利用者は無料
- 【営業時間】:AM8:30〜PM21:00
- 【駐車台数】:117台
- 【最寄りのIC】:東名高速道路浜松ICより約30分/東名高速道浜松西ICより約30分
浜松城のアクセス方法・最寄り駅
- 【住所】〒430-0946 静岡県浜松市中区元城町
- 【営業時間】午前8:30 〜 午後4:30(但し入場は10分前まで)
- 【休館日】12月29日・30日・31日
- 【入場料】大人200円、中学生以下無料
- 【最寄り駅】浜松駅
- 【アクセス方法】浜松駅下車。遠鉄バス@L乗り場発のすべてのバス→「市役所南」下車、徒歩6分 >遠鉄バス時刻表
冒険広場・児童プール
冒険広場には数々のアスレチックス遊具が設置されているので、子供が運動するのに最適でしょう。
先述の「石舞台」や「中央芝生広場」でピックニックをした後に、この冒険広場でアクティブに活動するのも良いでしょう。浜松城公園は歴史以外にも、様々な楽しめる場所があるんです♪
夏場に浜松城公園を訪れならば、子供を児童プールに連れて行くのもよいでしょう。他の児童プールよりも大きめで、テントやベンチも沢山あります。更衣室もあり、コインローッカーを利用することも可能です。
- 【利用可能日】7月下旬〜8月31日 ※浜松市HPを要確認(浜松市のホームページ)
- 【利用可能時間】9:30〜12:00、13:00〜16:00 (30分毎に休憩があります)
- 【料金】無料
松韻亭
浜松城散策に疲れたら、茶室・松韻亭で休むのも良いでしょう。自然の中で茶事の心に振れるのもまた風流です。
松韻亭の開館日には呈茶サービスを開催しています。呈茶は浜松茶道連盟の抹茶3流派・煎茶5流派の皆様が交替で担当していますので、観光当日にHPで確認していくとよいでしょう。
- 【呈茶サービス】一席400円(お茶・お菓子)
- 【営業時間】AM10:00〜12:00 / PM13:00〜16:00
- 【呈茶サービス】呈茶サービス公式サイト
主棟の松韻亭は本格的な茶室。杉、栗などを用いて建築されています。室内には団体席なども用意されています。
離れ棟の萩庵では趣のある中で茶を楽しむことができます。
日本庭園・かたらいの庭でしは四季折々の季節の変化楽しみながら、お茶を楽しむことができます。まさに風流という事がよく似合いますね!
以上、浜松城の見どころ徹底解説!見学・観光前に事前に確認【アクセス方法あり】...という話題でした。
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